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くちびるが荒れる、口の横が切れる、こんなトラブルは消化器の弱まり

2022年7月5日

唇はつややかでぷるんとさせておきたいもの。でもガサガサに荒れたり、端が切れたりということも起こります。これが内臓のトラブルのサインだとご存知ですか?FACEMAPの視点からも注意してみましょう。

目次

  • フェイスマップなら唇で消化器のトラブルがわかる
  • 唇のコンディションが教える消化器トラブル
  • トラブル時には「大根湯」がおすすめ!
  • ダメージ唇におすすめのお手入れ方法

フェイスマップから見た唇とは

足裏に反射区があるように、顔にも内臓の反射区があるのをご存じですか? 肌は内臓を写し出す鏡というように、顔の反射区は心身の問題をリアルに写し出します。たとえば口の横が切れると「胃腸が弱っている?」と言われるのも、口角は十二指腸の反射区だから。肌トラブルは、どの内臓の反射区に出ているかによって弱っている箇所や毒素が溜まっている臓器を知らせてくれています。

顔の反射区は見るからに地図のようで、また美しさと健康のための道筋を示すという意味合いからフェイスマップと呼んでいます。

唇の端が切れる、荒れて皮がめくれる、紫色になる等々。唇のトラブルは消化器の弱まりを物語っています。消化器とは胃、十二指腸、小腸、大腸。さらには胆嚢、肝臓、膵臓までも消化に関与しています。これらの消化器のコンディションがこと細かく唇に現れるとしたら・・・毎日唇の様子をチェックしたいですね!

唇を細かく見ていきましょう

①上唇が荒れたりカサカサしていませんか?

上唇は胃のコンディションを物語っています。上唇中央が荒れたり皮むけしている人は胃への負担がかかっていないか食べ方を見直してみましょう。早食い、暴飲暴食、夜食、消化の悪いものの食べ過ぎ・・・身に覚えはありませんか?

②上唇が荒れたりカサカサしていませんか?

下唇は腸の様子を物語っています。きちんと咬まずに早のみこみしていると、腸での吸収がうまくいかずに下唇も荒れてきます。下唇の内側は小腸のようすを、外側は大腸のようすを現します。腸が弱い人は下唇がだらりとしていたり腫れていたりします。便秘や下痢を繰り返していると、下唇が腫れてくるので要注意。

③唇の角が切れていませんか?

唇の角は十二指腸の様子を現します。さらに右角は肝臓・胆嚢のようすを、左角は膵臓のようすを現すといわれています。頻繁に唇の角が切れる場合、臓器の弱まりかもしれないので、消化器に負担をかける食べ方を改めましょう。

唇の色はピンク系の赤が理想。黒っぽい唇は塩分や脂肪を摂り過ぎている恐れがあります。紫色や暗褐色の唇は、肝臓や胆嚢、腎臓、脾臓、膵臓などさまざまな臓器の弱まりの可能性があります。

唇のトラブルにおすすめの食材「大根湯」とは?

大根には、消化を助けるジアスターゼやアミラーゼという酵素が豊富に含まれています。大根おろしで摂ると、よりいっそう消化の助けになります(ただし食べ過ぎは禁物)

風邪や胃腸の調子が悪いときには、大根湯が体にやさしくおすすめです。

  • 大根おろし大さじ3
  • ショウガすりおろし小さじ1
  • 醤油大さじ1
  • お湯2カップ(あれば番茶がよい)

大根おろし、しょうが、醬油、沸かしたお湯を混ぜていただきます。唇のトラブルが絶えない人はぜひ試してみましょう。

唇のケアにおすすめのマヌカハニー

唇の乾燥や荒れをすみやかに落ち着かせるにはハチミツをおすすめします。出来れば抗菌作用にすぐれたマヌカハニーを唇に美容液代わりにつけて、さらに小さじ1杯を喉に行き渡らせるようにして飲むと、風邪のケアにもなります。