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心が折れそうなときに、WATSUで至福の心を取り戻す

2022年7月5日

ストレスで体も心もガチガチになっていると、ダメージをどちらにも深く負ってしまいがちです。しかし自分だけで、このガチガチを緩めていくのは難しいことも多くあります。そんなときにWATSUはいかがでしょうか。

目次

  • 海外SPAで多く行われるボディワークWATSU
  • 水による癒しで関節も柔らかく自由に
  • 深い安らぎを与えるWATSUが心身のバランスを取り戻す

温かい水に身体を委ねて、宇宙の中を漂っているような感覚に

海外の高級SPAリゾートで行われているWATSU(ワッツ)をご存知でしょうか。WaterShiatsuの略で、1970年代後半に運動療法士ハロルド・ドゥール氏によって考案された「温水プールに体を浮遊させるボディワーク」です。不思議な浮遊感覚とともに日々の抑圧から解放され、水と自分との一体感を「宇宙の中を漂っているよう」だと絶賛する人は後をたちません。

WATSUは理学療法をもとに、東洋の禅、指圧、チャクラのエネルギー概念を融合させたセラピー。「経絡」という体内を流れるエネルギーのホースに着目し、指圧はホースのつまりを押すのに対し、WATSUは水圧でホースをぐーっと優しく引き伸ばす感覚です。

水中だからこそ、硬くなった身体と関節も柔らかくなる

陸上では体が硬くなり、緊張で身構えてしまうために体の力を抜くのは至難の技、関節の可動範囲も狭くなりがちです。しかし水中ではすっと体の力を抜けて、硬直した関節組織に新しい息吹が吹き込まれ、関節本来の自由な動きが蘇り始めます。

心地よい温水とセラピストの手に身を委ね、ストレッチされたり指圧やマッサージをしてもらったり・・・。温かな水の中でセラピストと呼応しあって赤ちゃんのように柔らかく動けると、その後の社会生活上のストレスに対する感情の対処も柔軟にできるようになるとか。肌や体や心にたまった「澱」のようなものを温かな水に流せて、深い安らぎが得られます。

母親の胎内に回帰したような深い安らぎをもたらすWATSU
体と心をバランスよく、人生もバランスよく豊かに

WATSUを行うプールは体温と同じ無感温度に調整されています。疲労解消と癒しに、慢性ストレスや心身症の解消に、怪我の後遺症・障害者のリハビリなどに幅広く応用されています。

WATSUのセラピストは「マッサージをしてあげる」という一方的なDoing発想ではなく、受ける人と共に「マッサージする」Being発想で施術をします。まずはセラピストと呼吸を合わせ、互いに一体感を感じながら水に体をゆだねていきます。受ける人が完璧なリラクゼーションに達すると、体は自然に柔らかく丸くなり、まるで母親の胎内に浮かんでいる胎児の姿に極めて似てくるのだそう。

WATSUを受けられる場所として、関東では葉山の湘南WATSUセンター。

関西では伊勢志摩の賢島にあるAMANリゾーツ、アマネムにてWATSU限りなく近いAMANオリジナルのアクティブウォータートリートメント。

海外では、タイの滞在型リゾート、チバソムのWATSUが有名です(写真上)。

ハワイ島のマウナケアリゾートはWATSUにかなり力を入れていることで有名(写真下)。

心身を浄化されるこの感覚、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。