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肌の赤みは紫外線のせい?それとも内臓のお疲れサイン?

2022年7月5日

肌に赤みが出ていると「うっかり日焼けしちゃったかな?」と紫外線と関連づけて考える方は多いでしょう。確かに紫外線をあびたことが原因かもしれませんが、赤みの原因は実にさまざま。肌を擦るなどの摩擦やコスメの刺激、食べ物など想定外の要因が赤みを増長しています。

目次

  • 肌の赤みが気になるときは「微炎症」を疑え!
  • 砂糖の摂りすぎで赤みが出ることがある
  • スキンケアの基本は摩擦を避けて刺激から守ること
  • 紫外線対策にパウダリーファンデがいい理由
  • 冷タオルや保冷剤でしっかり冷やして鎮静を

肌の赤みが気になるときは「微炎症」を疑え!

肌に赤みがある場合、どのような原因が考えられるでしょうか? たとえば紫外線をあびて日焼けしたことにより肌の中では酸化反応が起こり、活性酸素が発生して肌はさまざまなダメージを被ります。その最たるものが微炎症。炎症というと赤く火傷のような状態を想像しますが、目に見えないジワジワと起こる炎症もあります。それを「微炎症」と表現しています。たとえば「化粧水がしみて赤くなってきた」「日焼け止めが合わない」「肌がむずかゆくチリチリと赤みがある」などなど。とくに40代は年齢的に肌が過敏になりがちで微炎症を起こしやすいといわれています。

また季節柄(気温湿度の上昇)皮脂分泌が盛んになり、皮脂が引き金になる脂漏性の微炎症もあるかと思います。

砂糖の摂り過ぎで赤みが出ることがある

フェイスマップ 白砂糖の摂り過ぎで赤みがでるかも?
白砂糖の摂りすぎで赤みが出るかも?

フェイスマップでは「肌は内臓を写し出す鏡」であり心身の不調は肌に表れると考えています。肌の赤みは日焼けなどの要因だけでなく、”赤みが出てしまう内因がある”とし、その大きな内因に陰性の食べ物の取りすぎをあげています。陰性の食べ物といえば白砂糖、果物、アルコール、カフェイン、香辛料などです。特に砂糖の摂りすぎは、毛細血管の拡張を招いて赤みを増長させ、砂糖顔といわれる赤ら顔の根源になりますから気をつけましょう。

特に頬の高いところは肌を擦りやすく、日焼けしやすく、赤みが出やすいところ。

スキンケアの基本は摩擦を避けて、刺激から守ること

肌が赤みを帯びた時、スキンケアはどうするべきでしょうか? まず赤み=微炎症、ととらえ、炎症を悪化させる要因を取り除くこと。

たとえば摩擦はよくないので、洗顔ブラシや肌をこするような角質ケア、コットンの使いすぎなどに注意して。私たちの肌表面の角質は横に擦る動作によって必要な角質まで剥がれたり、また肌のセンサー機能により「刺激」を感じて炎症を誘発してしまいます。肌は横に擦る動作にすごく敏感であり、擦ることで色々なダメージを被ります。

以下に「赤み対策」として避けるべき美容習慣をリストアップしました。

  • 赤みを誘発してしまう刺激の強いコスメを避ける
  • 乾燥も微炎症を悪化させるので、エアコン乾燥に注意する
  • パフやファンデのスポンジなどを清潔に保つ(雑菌が繁殖したパフなどを使っていると余計に肌あれする。ニキビなども誘発しがち)
  • スポンジによるこすりすぎやブラシの使いすぎを改める
  • リキッドファンデやリキッドチークを指使いする等でブラシによる摩擦をさける

紫外線から肌を守るにはパウダーファンデーションが最適な理由

強い紫外線は肌の赤みを引き起こす大きな要因です。

強い紫外線は赤みを引き起こす要因です。さらに強い紫外線を防御するUV系コスメでトラブルを起こす人も少なくありません。紫外線とUV系コスメによる赤みを阻止するためには、肌にやさしく日差しはしっかりカットする日焼け止めを選択すること。ミネラルメイク系ブランドや敏感肌ブランドからチョイスするといいでしょう。

日焼けを防ぐ手っ取り早い方法は、パウダーファンデーションを日焼け止めかわりに塗ること。SPF表示がなくても、パウダリーファンデの日焼け止め効果は非常に大きく、シミ治療で有名な皮膚科医のみなさんもパウダリーファンデを厚塗りすることを推奨しています。

冷タオルや保冷剤などでしっかり鎮静を

赤みがでてしまったときにオススメの美容法は、冷やすこと。清潔なタオルを冷凍庫で少し凍らせて顔に当てるとひんやりして気持ちがいいだけでなく、赤みのクールダウンになるのでおすすめです。保冷剤をガーゼで包んで冷やすのもオススメ。冷やした後には敏感肌を鎮静させる効果のあるクリームをしっかりつけて保湿を強化しておきたいものです。